ＭＡＸＩＭＡＬ／ＧＲＩＭＬＯＣＫ
マキシマルズ格闘戦指揮官 グリムロック （発売元：Ｋｅｎｎｅｒ）
日本未発売どころか、海外でも地域限定アイテムとして販売されたグリムロックの紹介です。
何故今頃、変形×２ではなく、ビーストウォーズ版なのかって？
いえいえ、これがとんでもない事になっているのです。
マキシマルズ／格闘戦指揮官 グリムロック
ラプターに変形するマキシマルズ戦士。
ビースト戦士になる前から恐竜に変身する能力を持っていた珍しいトランスフォーマー。
格闘戦闘のプロで、高速回転するサーベルで敵と戦う。
エニックスミニ百科 ビースウォーズ大百科（発行：エニックス）より抜粋。
Ｇ１グリムロックと同一事物とも取れるこの説明。
残念ながら、映像媒体等には登場せず、謎のままだったのですが・・・
パッケージ裏のカード。
手で切り取ってくださいってやつです。
ヴェロキラプトルに変形。
ヴェロキラプトルは映画ジュラシックパークで有名になった恐竜ですが、
ジュラシックパークに登場するのはディノニクスがモデル。
当時、「デイノニクスとヴェロキラプトルは同一種」とう説がありこれにもとずくものである。
また、映画に登場するヴェロキラプトルはユタラプトル等の大型種のサイズで再現されており、
実際のヴェロキラプトルは中型犬程度の大きさしかない。
また近年では羽毛の生えた羽毛恐竜であると考えられている。
「オレ、グリムロック、難しいこと嫌い。説明長スギ」
し、失礼しました。
白い恐竜って、珍しいよね。
ちなみに斑点は黒ではなく、紺色。
カタログでは目の色が赤だったんですが、製品はグリーンに。
ＩＤＷ社のアメコミ、ＢＥＡＳＴＷＡＲＳ ＴＨＥ ＡＳＣＥＮＤＩＮＧに登場するグリムロック。
最新の説による羽毛の生えた姿にデザインされています。
でもサイズは巨大だけどね！！
Ｇ１グリムロックと比較・・・って、Ｇ１グリムロックはティラノサウルスだから、別の恐竜です！
でも一般に言う怪獣型体型デザインだから、現在のティラノサウルスとはかな〜り違います。
私はこっちの怪獣タイプも好き！
ＧＲＩＭＬＯＣＫ！変身！！
ビーストフェイスからのチェンジギミック。
結構イメージが変わるので楽しいです。
たまたま私が手に入れた奴が悪かったのか、顔の塗装はかなり酷い。
グリムロック、ロボットモード
白いボディがよりヒーローロボットらしく見せてくれます。
基本的な可動範囲はダイノボットと同じ。
なんとなくビーストモードの手を背中にまわしていますが、
ＩＤＷ版では下に出したままだったりします。
単純なダイノボットのリカラーではなく、
腹部にシークレットエンブレム（※１）を貼るスペースが作られています。
参考に国内初期版ダイノボット（右）も。
なお、グリムロック発売後のテレもちゃダイノボット等は、
グリムロックの金型になっています。
尻尾がサーベルとシールドに変型。
シールドはレバーを押す事で、勢いよく回転します。
このギミックは好評で、他の玩具にも度々採用されています。
ＩＤＷ版ではこのシールドをコの字に変形させて、ビームを発射していました。
グリムロック集合！
Ｇ１グリムロック（中央）、変形！ヘンケイ！版（右）。
Ｇ１グリムロックは子供の頃に買ってもらった物で、
メッキは剥げてるわ、シールはボロボロだわで、人に見せるような物じゃないのですが・・
でもボロボロでも、お気に入りの一体です。
Ｇ１グリムロックは復刻希望してる人は多いハズ、
ボロボロになるまで遊びつくすから２体は買うよ！
これは一体何が起こっているんだ！！
ＩＤＷのアメコミのヒトコマですが、
ＢＩＧ ＣＯＮＶＯＹ（日本名：ビッグコンボイ※２）、ＲＡＶＥＧＥ（日本名：ジャガー）、
ＧＲＩＭＬＯＣＫ、ＳＮＡＲＬ（スナール※３）、
ＬＩＯ ＣＯＮＶＯＹ（日本名：ライオコンボイ※２）、ＰＲＯＷＬ（日本名：プロール）
国内外のビーストウォーズの人気キャラがずらりと並ぶ！
双方のファンとしては感激物です！！
玩具で並ばせるとライオコンボイデカスギってなっちゃいますが、
ロボットマスターズ版ならバッチリ！
でも、個人的にはウルトラサイズのグリムロックが欲しいですね。
どっかでパチモノでいいから造ってくれないかと変な期待してしまう。
もちろん、本物の拡大版が発売されるのが一番いいのですけどね。
というわけで、ＩＤＷ社の、ＢＥＡＳＴＷＡＲＳ ＴＨＥ ＡＳＣＥＮＤＩＮＧに影響されて、
オモチャ箱から発掘してきたグリムロックの紹介でした！
08/04/05
※１：シークレットエンブレム
なんとなくシークレットエンブレムと呼んでますが、
パッケージでは「Ｈｉｄｄｅｎ Ｅｎｅｒｇｏｎ Ｃｈｉｐ」となっています。
これ、エネルゴンチップなのか〜
※２：ＢＩＧ ＣＯＮＶＯＹ、ＬＩＯ ＣＯＮＶＯＹ
どちらも、ビッグコンボイ、ライオコンボイと呼ばれています。
ＢＩＧ ＰＲＩＭＥ、ＬＩＯ ＰＲＩＭＥではないのです。
まさか日本での呼び方で登場するとは！
※３：スナール
タスマニアキッドではなく、スナールです。
キッドは別キャラとして、ちょい役で登場。
（扱いが酷くて個人的には不満ですが）
他にはアパッチとバブーンが登場したりしています。
