D-71 デストロン／スウィープス参謀 スカージ （発売元：タカラ）
情けを知らぬ追跡者軍団スウィープスとそのリーダー、スカージの紹介。
情けを知らないけど、なさけない・・・
「誰もわかっちゃいねえんだ。あのマトリクスはケチな武器なんかじゃねえのに。
そうとも、ただのエネルギーとの違うんだ。
こいつはパワーなんだ、これぞ計り知れねえ力を秘めた究極のパワー。」
デストロン／スウィープス参謀 スカージ
ホバークラフトに変形する。ユニクロンによってデストロン兵士の残骸から生み出された。
スカージは冷酷で執念深い、恐るべきハンターである。
追跡殲滅のために生み出された同型ロボットによる群狼”スウィープス”を率い、サイバトロンを追い詰め抹殺する。
強力な最新のスキャニング装備と、硬い岩をも切断する崩壊光線を装備する。
またロボットモードでは、強力な高熱を発生させるレーザーブラスターを携行している。
彼の唯一の弱点はその傲慢さである。
以上、2010DVD-BOXのブックレットより。
ザ・ムービーにおいて、宇宙に捨てられたサンダークラッカー、キックバック、シャープネルが、
ユニクロンによって強化、改造され誕生したスウィープスの１体。
第１６話「スタースクリームの復活」ではスタースクリームの幽霊にとりつかれてしまう。
第２８話「重すぎた使命」では、破壊しろと言われたマトリクスを自分の胸に入れ、
当人曰く「１０万デストロン力」の絶大なパワーを手に入れるが、容姿も醜く変貌、
さらに暴走しデストロンを引き連れて日本を襲撃するが・・・
第２８話では、人間の若者に一太刀あびてひるむ等、
全体的になさけない面が目立ちます。
日本での続編であるザ☆ヘッドマスターズには引き続き登場、なさけなさに磨きがかかっています。
海外の続編であるザ・リバースでは、ネビュロン人のフレイカスをパートナーとし、
ターゲットマスターへとパワーアップしています。
名前は「厄災」の意味
ビークルモードはホバークラフト。
・・・なのですが、日本版のパッケージでは「UFO」と記載。
そのためか、ホバー型UFOとか紹介される事が多いです。
劇中では、他のスウィープスと編隊を組んでの活躍が多かったです。
シークレットエンブレムは左側面に貼付。
下から、車輪によってい転がし走行が可能。
「奴の始末はこのスカージにお任せを」
ザ・ムービーでは、ビークルモードで頭部のみを出すシーンがあります。
玩具では、顔のカバーを前に倒すことはできます。
「スウィープス６および７、アタックだ！」
デストロン／追跡者・抹殺者 スウィープス
「スウィープス」とは、ユニクロンが、サイバトロンと人類の仲間達を狩り出し撲滅させる為に、
死亡したデストロン兵士の残骸を元に創造した、追跡者兼抹殺者達の
”ウルフバック（獲物を追う狼の群れ、転じて「敵に一斉攻撃をかける戦闘機隊や潜水艦隊」）”である。
全員が同じ容姿を持つ彼らは個人名を持たず、唯一”スカージ”の名を与えられたリーダーと同様の性能を有している。
ユニクロンの滅亡後は、ガルバトロンに絶対の忠誠を誓う親衛隊として活躍する。
以上、2010DVDBOXのブックレットより。
台詞は第２６話「原始の呼び声」より、３体という認識だったのですが、いつの間にか増えている・・・
彼らの名”sweep”には、「掃除する」、「（ほうきで）掃う」、「吹き飛ばす」、等の意味がありますが、
この場合は「徹底的な捜索・攻撃・掃討」というニュアンスが強く打ち出されています。
「大人しく従うのだ！宇宙の征服者であるオレに！デストロンのニューリーダーであるオレに！」
頭部アップ。
ヒゲ面なロボットというのは、生命体であるＴＦならではという感じです。
台詞は第２８話より、マトリクスの力を得てニューリーダー病が発病。
サイクロナス「あら、ねえ、ちょっと静かにできません？そんなに動いていたらペンペンしにくいでしょう」
スカージ「よし今だ！」
最後にサイクロナスと記念撮影。
台詞はザ☆ヘッドマスターズ第５話で、ガルバトロンともみ合うロディマスを岩で攻撃しようとした際の物。
日本での続編であるザ☆ヘッドマスターズでは、サイクロナスと一緒に漫才コンビに・・・
まあ、元々なさけない面のあったスカージはともかく、サイクロナスはどうしてこうなった？
「待って、お待ちを、ガルバトロン様！どうかあのわかってください！」
そうそう、第２８話はその後どうなったかというと・・・
「オレが悪いんじゃねえんです、あれはマトリクスのせいで」
どうなったかはお察しください。
という事でスカージの紹介でした。
2016/05/04
