LG24 ショックウェーブ ＆ キャンサー （発売元：タカラトミー）
トランスフォーマーレジェンズより、初代と超神マスターフォースの異色コンビ、
ショックウェーブと、デストロンのアイドル、キャンサーの紹介。
「そういう事なら共に戦おう友よ！」
デストロン防衛参謀 ショックウェーブ
メガトロンに対して絶対の忠誠を誓うショックウェーブにとって、
自分の能力を１２０％発揮できない事は、苛立ちの原因でしかない。
だが、新たに得たビークルモードで長距離移動能力と、
レーザー砲の命中率を上げるためのガンナーとして相棒にしたキャンサーには、
その苛立ちを抑えてくれる満足感を感じているのも事実だ。
以上、説明書より。
国内版の名義が多いレジェンズですが、今回は海外名のショックウェーブ表記。
WEBコミックの前日談では、メガトロンが生きているという噂を聞いてレジェンズ世界へやって来ました。
そこで自分の計画の為に、キャンサーに目をつけ、
デストロンによる平和的統治のバックアップとして、彼をアイドルにスカウト。
WEBコミックの方だけ見ると、利用するだけの雰囲気でしたが、
説明書のコミック終盤では、デストロンクリーン化の為にがんばろうと意気投合しています。
メガトロンが死んでいて、ショックウエーブが生きている時代って、
ザ・ムービーの少しの間ぐらいしか思いつかないのですが・・・
ショックウェーブ、ロボットモード。
普段の顔は、「デストロン芸能社のマネージャー」
ボディカラーは薄い紫色になっています。
足首の固定力が低く、若干立たせにくいです。
特徴的な単眼の頭部もバッチリ再現。
「この子には手出しはさせん！」
アクション！
変形するのに各部可動とか、アクションマスターの立場がなかったりします。
でも、足の設置性ではアクションマスターに軍配が上がるかなあ・・・
「落ち込んでいるのは君らしくないぞブラーくん」
LG25ブラーのコミックでは、ロングアーム係長として登場。
アニメイテッドで、ロングアームとしてオートボットに潜伏し、
重要な情報を得たブラーを罠にはめたエピソードが元ネタ。
まさかのアニメイテッドネタにはビックリ！
トランスフォーム！
ショックウェーブ、スペースシップモード。
以前の姿で問題だった、長距離移動能力を得たとのこと。
従来ならＳＦガンモードというところなのですが、
これをスペースシップというのは無理のあるような・・・
横から。
海外版の武器モードのグリップを収納した状態。
海外版と同じようにグリップを引き出せば・・・
５ｍｍ穴の持ち手のＴＦに持たせる事ができます。
グリップ前の四角い突起のせいで、意外に持たせられるＴＦが限られるのが残念なところ。
「そういう事なら・・・おいらに任せて」
ヘッドマスター キャンサー
超神マスターフォースに登場していたキャンサーのその後の姿。
超龍拳デューン先生に拾われた彼は、その恩返しとして超龍拳を世界中に広める事が夢。
ショックウェーブにスカウトされた彼は、その夢をかなえる為にアイドルに！
なお、デストロンのアイドルというのは、超神マスターフォースからあった設定だったりします。
マスコット的な意味合いだったと思いますが・・・
ヘッドモード。
耳の所まで塗装されているのが細かい。
デストロンヘッドマスターＪｒ（とダブルクラウダー）達は、新たなトランステクターを得る為、
超神マスターフォースの最終決戦後、密航してＧ８９サイバトロン第二方面軍の基地に到着。
しかし、「スーパーコンボイ計画」の発動と、戦闘の激化が予想されるために、
先にレジェンズ世界へと訪れていたフォートレスの元へ退避する事に。
その際に護身用のヘッドマスターブレスをもらい、再びヘッドマスターに変身できるようになりました。
という訳で、レジェンズに登場するヘッドマスターJr達は、Ｇ１世界から来た、その後の姿という事なります。
スペースシップモードの後部が変形！
ヘッドマスターが搭乗する事でレーザー砲の命中率がアップ！
肩に乗せるとこんな感じ。
キャンサー「倉庫でこれ見つけたんだけど、これ何？」
ショックウェーブ「あ、いやそれは・・・」
キャンサー「オイラの昔のトランステクターっぽくていいね。」
ショックウェーブ「そ、そうか、それは良かった・・・」
写真に登場するのは、アクションマスター版のパートナー、ファストフィスト。
どこか、Ｇ１キャンサーのトランステクターっぽい気がします。
ショックウェーブは甲殻類好きなのだろうか？
とまあ、接点が「カニっぽい何か」ぐらいしか思いつかない２人ですが、
前日談も本編もネタは異様に広い場所からとられているだけに、
「やっぱりアクションマスター版を意識してるんじゃ」という気もしてきます。
という事でレジェンズ版ショックウェーブ＆キャンサーの紹介でした。
2016/12/25
