アンコール復刻版 １４ サイバトロン／補修員 ホイスト （発売元：タカラトミー）
アンコール復刻として復刻されたモイスト君の紹介です。
監督「次の映画は、是非、君を主役にして創りたいんだが、やってくれるかね？」
「ああ、もちろん・・・いやあ、ありがたいけど、やめておきます。
平和を守るという任務の方が大事なんでねえ。
たしかに地味な仕事ですが、誰かがやらないと・・・なんちゃって、もうカッコよくきめたりして」
サイバトロン／補修員 ホイスト
陽気な性格であり、主な任務は、仲間のオーバーホールであり、自分の仕事に満足している。
エンジンの分解修理から小さなオイル漏れまで、どんな問題も見逃さず、
全てのサイバトロン戦士が最高の能率で稼動するため、例外なく彼の整備スケジュールに従っている。
手首に熱線追撃ミサイル、後頭部にフルスペクトラセンサーを装備し、
センサーにより、相手の位置、大きさ、エネルギー量を探知できる。
サイバトロンの補修員で、ダイノボットを修理可能な３人のうちの一人であり、
第２９話「タイムトラベラー」で、ワーパスと共に６世紀にタイムトラベルした際には
服装から時代を当てたり、鉄板からスパイク用の鎧を造り出したりと高い技術を見せています。
第４４話「ホイスト ハリウッドへいく」では、撮影中の事故を救ったことで、
映画監督にスカウトされ、なんと映画に出る事になってしまう。
それを聞きつけた目立ちたがり屋のサイバトロン達は・・・
セリフは同話の最後の物。なかなか楽しい話なので、オススメの１話です。
サイバトロンの中でも温厚で人が良く、グラップルの相談に乗ったり、
交通渋滞にボヤくドラッグや、頭に血が登ったアラートをなだめたりもしています。
名前の由来は、「巻き上げ機」から。
レッカー車に変形。
ダイアクロン カーロボット Ｎｏ．８ ４ＷＤハイラックス レッカー車タイプの仕様変更品。
そのレッカー車も、元は４ＷＤハイラックスのリデコです。
アンコール版ではボンネットのマークや、車体サイドのシマシマがタンポ印刷に変更されています。
特にボンネットのシールは凹凸部に貼る関係で、貼り難く剥がれやすい部分だけにうれしい。
レッカー車形態では約１８０ｔの重量を牽引可能。
第２７話「ダイノボットの逃亡 Ｐａｒｔ１」では、破損したダイノボットを乗せたジャンボジェットを牽引。
ウィング部分は延びてアームのようになって土砂を片付ける事もありました。
ボディ中央には上部から、ダイアクロン隊員を乗せる事ができます。
写真はゾイドパイロット、乗せるには丁度いいサイズですよ。
後部を展開可能。アニメでは展開したまま走行する事も。
レッカー部には他の車を乗せて牽引することが可能。
ダイアクロン版ではシティＳ（銀のシティＲ）とセットになった特別限定仕様が存在しました。
第３３話「サバイバル作戦」で、スキッズの修理をしていたのも彼。
ホイスト、トランスフォーム！
ダイアクロン隊員を乗せたままロボットモードにできるのが面白いところ。
隊員はＴＦには付属しませんが・・・
ホイスト、ロボットモード
イベント復刻版（左）とアンコール復刻版（右）
アンコール復刻版では目の色が青になった他、
ボディカラー、クリアパーツの色が若干明るくなっています。
固体差なのか、アンコール版のシールは粘着力が弱い気がします・・・
背部のレッカー部は固定できず、背中のレーダーウィングで引っ掛けてあるだけ。
簡単に下に落ちてしまいます。
あまりにブラブラするんで、私は普段は外しています。
イベント復刻版（左）とアンコール復刻版（右）
Ｇ１版、イベント復刻版は黄色い目でした。
アンコール復刻版では目の色が青になった他、
アニメでは青いゴーグルアイにグレーの頭部だったので、
目だけと言わずに頭部の色も変えて欲しかったかも。
腕部はスプリングによる発射ギミック（ロケットパンチ）があり、
２種のハンドミサイルが２本づつ、左右のパンチが付属。
写真は２連装のハンドミサイル。
射撃の腕もなかなかな物で、
第５６話「マスカレード」ではワイルドライダーを仕留めている。
ホイスト＆トレイルブレイカー。
共に2001年のイベント（C3 PRE）で発売された復刻版。
玩具では同型ですが、アニメでは、トレイルブレイカーはかなり細身にアレンジされ
ホイストは玩具に近いデザインと、かなり違った印象になっていました。
ホイストと言えばカボチャパンツという人もいるかも。
「サイバトロンＮｏ．１のパワー攻撃だ！」
アンコール復刻版のパッケージ。
しかしパッケージのこの文章は・・・そりゃパワーはあるだろうけど。
付属コレクションカード。
説明書やパッケージ写真では、頭のフルスペクトラセンサー（玩具名称、速度シグナル）を付けていません。
アニメでは装備している物なので、付けてしまうのもいいでしょう。
グラップル「一時のはかない夢だったが、いい夢だったよ、そう思わないかい？」
ホイスト「ああ、素晴らしかった、だがきっとこれで良かったんだよ。」
グラップル「ああそうだな、これで良かったんだ。」
イベント限定で復刻された建築家グラップルと並べてみました。
第１９話「マスタービルダー」では、ビルドロンと共にソーラータワーを建設した２人。
結果として、彼らは騙されていたわけですが、敵味方の建設ロボが協力して作業する姿が見れます。
ファンならやはりグラップルも欲しくなるところ。
アンコール復刻される日がくるのだろうか？
監督「ん？ああ、モイスト君か、そうだなあ、えーと、
まあ、呼ばれるまでドーナッツでもパクついてノンビリしていたまえ。」
モイスト「ドーナッツう？」
第４４話で、監督にスカウトされたモイスト君ですが、名前は間違えて覚えられるわ、
壁に激突するスタント（役のサイバトロンの愚痴を聞かされる）やら、宇宙人のお面をつけて悪役にされるわ、散々な扱いに。
パワーグライド「だからって、本当に食べるのかよ！」
モイスト「いやあ、ちょっと興味はあったんだよね。モグモグ・・・」
という事でモイスト・・・じゃない、ホイスト君の紹介でした。
09/10/30
