４７ サイバトロン／建築家 グラップル
サイバトロンを影で支える建築家グラップルの紹介です。
今回紹介するのは、２００１年にイベント限定で復刻した際の物。
「オレの造ったシークレットサイロをよくも！」
サイバトロン／建築家 グラップル
母星において彼の建築物は芸術とまで言われているが、
地球では戦争のために自分のアイディアが規制されている事を不満を抱いている。
自らの創造物に誇りを持ち、それらが戦いで破壊されると、ひどく気落ちしてしまう。
クレーン車時には３５トンの物体を持ち上げ、ロボット形態では高温の溶接ライフルと手首のロケット弾を使用する。
ソーラータワーの建築（第１９話）や、ネガベイター実験用のシークレットサイロの作成（第２３話）、
瓦礫の撤去や、破壊された建築物の修復（第２７話）等、
建築物の施工、修復のみならず、仲間のリペアまでこなし、サイバトロンを支えた建築家。
仲間の修理等を担当するホイストと共に行動する事が多かったです。
自らが作った建築物に対しての思い入れは強く、
第２３話「ネガベイターを奪え！」で、実験用に造ったサイロを壊された時には怒りをあらわにしていた。
台詞はその時の物。
なお、第１話にもハウンドの救助にクレーン車が登場していますが、
こちらは後に、e-HOBBY限定でロードホーラーという新キャラとして設定されています。
名前の由来は、クレーンの引っかけ鉤の事。
クレーン車に変形。
タイヤはゴム製。
運転席にはダイアクロン隊員を搭乗させる事が可能です。
元はダイアクロンＮｏ．２０クレーン車の仕様変更アイテム。
「オレはプロ中のプロだぜ」
劇中同様にクレーンを伸ばす事が可能。
第２７話「ダイノボットの逃亡 Ｐａｒｔ１」では、パワーグライド達と共に、
デストロンとの戦闘で破壊された空港の修理を担当するのだったが、まさかの失敗。
「プロはプロでも壊し屋のだろ？」
「こんなバカな事が、私がミスをするとは」
実はこれは、両軍を襲う異変の伏線だったりします。
グラップル、ロボットモード。
アニメでは左手をトーチとして活用、戦闘時にはロケット弾を発射していました。
パッケージアートでも左手で武器を持っているので、左効きという可能性も・・・
「だからオレは岩山の中にサイロを作るのは嫌だったんだ！」
頭部。
アニメでは黄色頭に青目ですが、玩具では黒頭に黄色目になっています。
なお、回によっては黒頭の時があり、第２３話「ネガベイターを奪え！」では、頭部は黒。
手首はスプリング式のロケットパンチとなっています。
アニメでは使った覚えのない高熱ライフルが付属。
使った事がないと思っていたのですが、第２３話「ネガベイターを奪え！」で使用しているそうです。
付属のカード、スペックは全体的に高め。
「おおっと、燃料漏れしている事に気が付かないとはね」
同型であるインフェルノとは、第５６話「マスカレード」で競演。
ホイストと共に３人でスタントロンと対決。
グラップルはブレークダウンから漏れた燃料に射撃、炎上させている。
ホイスト「もっと素晴らしいタワーを建設できる日がきっと来るさ。」
グラップル「一時のはかない夢だったが、いい夢だったよ、そう思わないかい？」
ホイスト「ああ、素晴らしかった、だがきっとこれで良かったんだよ。」
グラップル「ああそうだな、これで良かったんだ。」
アンコール復刻版補修員ホイストと並べてみました。
第１９話「マスタービルダー」では、太陽光線をエネルギーに変換するソーラータワーを設計。
デストロン対策は考えておらず、コンボイ司令官に却下されてしまう。
しかし、ソーラータワー建設が諦めきれず、メガトロンを裏切ったというスクラッパーの誘いを受けてしまう。
こうして、敵味方の建設ロボが協力してソーラータワーの建設が始まる。
まあ、彼らは騙されていたわけですが・・・
「完成した暁には、私の名前を刻みこもう、柱の影にこっそりとでいいがね。」
ＯＶＡスクランブルシティ発動編ではメトロフレックス建造にも参加。
控えめな彼の事、こっそりスクランブルシティのどこかに名前を刻んでいるかもしれません。
14/09/02
17/02/26 追記
