トランスフォーマー バイナルテック アスタリスク
ＡＬＥＲＴ ｆｅａｔ．ＳＵＢＡＲＵ ＩＭＰＲＥＺＡ ＷＲＸ ｍｅｅｔｓ ＡＩ （発売元：タカラ）
「バイナルテック」に同スケールのフィギュアを組み合わせた「バイナルテック アスタリスク」から、
日本のパトカーに生まれ変わったアラートと、埼玉県警の新人警察官アイの紹介です。
従来のバイナルテックと違い、ロボット状態で梱包されたパッケージ。
取扱説明書はバイナルテックシリーズの小冊子の物とは違い、
半面カラーで、ストーリー、キャラクター解説が記載され、
３つ折にしてファイルにできるようになっています。
裏面にモノクロで変形方法と遊び方が記載。
３つ折の状態なら、トランスフォーマーコレクションに付属するデータファイルと同じ大きさになるので、
コレクション版コンボイに付属のバインダーに収納する事も可能です。
バイナルテック アスタリスクシリーズにもコレクションカードは付属。
「ったく、しょうがねぇなぁ」
アラート
スバル・インプレッサＷＲＸのパトカーに変形する。
アイとパートナーを組んでパトロール活動することが多い。
神経質な性格だが、それによって事件の兆候を察知する事もしばしば。
普段は「普通のパトカー」を装いつつも、ドライバーに気付かれぬよう、密かに自分自身で運転を制御している。
彼はその神経質な性格ゆえに、簡単に「人間」を信用できないためである。
しかし、なぜかアイとは波長が合い、彼女の搭乗時には「クルマ」に徹して、運転を一任している。
彼は何か目的があって、人間社会、それも日本の警察に紛れ込んでしょうか？
その辺の事は説明書にも、カードにもまったく書かれていません。
まあ、何も目的が無いというのは不自然ですけどね。
ところで、アラートの性格というか言葉つかいが変わってません？
神経質なときは、言葉つかいが荒くはなってましたけどねえ。
アラート、ロボットモード。
ＢＴ−０３ストリークをベースに一部をパトカー仕様の新規造形パーツで再現したアイテム。
変形のプロセスの関係で、プロール（元になったストリークと同型のＴＦ）の方が合うと思います。
逆にバイナルテックのプロールはアラートの変形方法に近い物があり、
逆にしたほうがとは、よく考えるのですが、まあ諸事情があったのでしょう。
実はＢＴプロールのボディで、新規頭部に変えたアラートを出す案もあったらしいです。
海外版のオルタネーターズの方で実現しないかなあ。
初代アラートとは似ても似つかない頭部。
ストリークを赤く塗っただけじゃないか！！
手は指も可動。手の平の穴は武器を固定する祭に使います。
もちろん左右どちらの手にも持たせる事ができます。
パッケージやイラストでは右手に持たせていますが、
初代アニメ後期ＯＰ（※１）での左手持ちが印象に残っているので、私は左手持ちにしています。
埼玉県警察の交通機動隊に実際に配備されたパトカー仕様のインプレッサを再現。
初代アラートはファイヤーチーフカウンタックに変形していましが、
初期では一部雑誌等ではパトカーと表記されていました。
そういう意味でも面白い。
インプレッサもこれで４台目（※２）となり、金型が劣化してきたのか、
パーツの合いが悪く、後部ドアなど、明らかに隙間が出来てしまいます。
ちなみにパッケージの写真ですら、ドアがゆがんでいます！
あまりに酷いので、バイナルテックのファンにはとても評価の悪いアラートであります。
新規パーツで赤色灯を再現、ボンネット開閉可能。
武器はエンジンパーツに変形して収納可能です。
リアウィングは新規造形で、ストリークの物とは違います。
トランク開閉可能。後部ナンバープレートは「ＡＬＥＲＴ」
さすがにそれは正体がバレるんじゃないのか？
久留間アイと並べるとこんな感じ。
ちゃんと同スケールになっています。
「そこの車、止まりなさい！」
久留間 アイ
幼い頃から正義感が強く、晴れて念願の警察官になった新人婦警。
世話好きで、アラートに対してはお姉さん的に接しているつもりだが、
逆に面倒見てもらっていることには気がついていない。
アラートと出会う以前から、トランスフォーマーと因縁があるらしい。
誕生日：６月１１日（双子座）、血液型：Ａ型、趣味：似顔絵を書くこと、好きなスポーツ：ソフトボール
好きな色：白、好きな食べ物：ハンバーガー、ソフトクリーム、苦手なもの：車庫入れ、早起き
以上、パッケージ＆説明書から抜粋。
やけに設定が細かい。しかもこれで終わらない。
「カーロボット」に登場する作戦コンピュータ・アイがモチーフ。
パートナーのアラートは、「カーロボット」に登場するマッハアラート繋がり。
そのカーロボのアイちゃんのモデルになったのが、この久留間アイ。
（カーロボの）サイバトロンと出合った事で警官への道を選んだという事らしい。
ちなみに名前のアイは「愛」と書く。
「人形が立ちにくい場合は、スタンドを使用してください。」（説明書より）
というわけでスタンドが付属しています。
ちゃんと素立ちするので、私はめったに使いません。
手と下半身を交換することで、運転席に座らせることが出来ます。
（イスがわりのエネルゴンキューブは付属しません！）
バイナルテックが１／２４で再現されているため、一緒に遊ぶためのフィギュアが欲しいという声は、
当時、一部のファンの間で上がっていたのです。（私もその一人です。）
でもファンが欲しかったのは、スパイクとかチップで・・・何故カーロボからのセレクトなんだかと。
文句を言いつつも、買ってからは結構遊んでいます。
さて、アイちゃんが手にしているプレートには・・・
「違法駐車 常習車両リスト ０１ ＣＯＮＶＯＹ」と・・・
コンボイ司令官！あなた何やってるんですか！！
08/07/06
09/10/23 少々修正
09/12/05 写真数点入替
※１：初代アニメ後期ＯＰ
アラートは本編にはあまり登場しておらず、威嚇射撃だの、その他大勢だの出番でしか武器を使っておらず、
やはり毎週放映されるオープニングの印象が強く残るのは当然という物だと思うのです。
しかし、スタジオＯＸ版も、バイナルテックアスタリスクも、
ドリームウェブ版コミックも、コレクション版のデータファイルも右手持ち！
私自身が左利き（ペンや箸は右）ということもあり、こだわって左手に武器を持たせています。
本編では右持ちを披露しているので、本当にどっちに持たせてもいいキャラだと思います。
※２：インプレッサも４台目
バイナルテックシリーズのインプレッサは、アラートの前に、
ＢＴ−０１ スモークスクリーン、ＢＴ−０３ ストリーク、ＢＴ−０７ スモークスクリーンＧＴが存在する。
バイナルテックの海外版であるオルタネーターズも加えるとさらに増える事になります。
