ロードレイジ　（マスターピース）

TRANSFORMERS　MASTERPIECE　MP-26　サイバトロン陸空戦闘員／ロードレイジ　（タカラトミー）

今度の任務はツインキャストの逮捕？！
ハンドルを握ると危険なお姉さん、ロードレイジがMPになって帰ってきた！

サイバトロン／陸空戦闘員　ロードレイジ

座右の銘…「赤は…危険の色」

ロードレイジは過去のセイバートロン星の大戦から逃れた避難民のコミニュティに属し、
トランスフォーマーの争いが及ばない多種族の文明圏で多くの時を過ごした。
彼女はロボット生命体の強靭さと多機能を生かし、異星人社会の中でも危険される、
バウンティ・ハンターや用心棒といった裏稼業を引き受け、日々のエネルゴンを得ていた。
この経験から彼女は有機生命体の文化や風俗に関する知識を深め、異種族と渡り合う独自のスキルを身につける。

ある時、とある宇宙コロニーでの職務中、
彼女は深刻な危機に陥っていたトランスフォーマー外交官の命を偶然にも救い、その身柄を公用船まで送り届けた。
このサイバトロン大使・クロスカットは、数多の窮地をくぐり抜けたロードレイジの機知と技能に惚れ込み、
後に地球での秘密任務に赴く際、彼の補佐役兼ボディガードに適任であるとして、彼女を指名した。
数万年ぶりにセイバートロン星へ帰還した彼女は、
そこで厳しい特訓とテックスペック・レーティングテストを受け、晴れてサイバトロン軍の一員となる。

クロスカットの任務は、トランスフォーマーの新たな戦場となった惑星、地球の人類と同盟を結び、
防衛とエネルゴン採取の拠点となるサイバトロンシティ建設のための交渉を秘密裏に取りまとめる事であり、
ロードレイジは主に、デストロン軍よりも地球人の反対派勢力による攻撃に対処した。
同盟締結を成し遂げた後も、彼らは目まぐるしい変わる勢力図と戦いの炎の陰で活躍し、
静かだが大いなる業績を成し遂げている。
警護任務の合間には、彼女はしばしば昔のハンター稼業に立ち戻る事がある。
彼女の目下の任務は、スパイ嫌疑を掛けられたサイバトロン・カセットボットのフリップサイズと、
彼女をかばい逃亡者となったツインキャストの捕獲である。

以上、説明書より。
読んでもらえばわかるように、彼女は女性トランスフォーマー。
ツインキャストの逃避行については、LG27ブロードキャストの説明書にて後日談が書かれています。

情報量ぎっしりのパッケージ。

パッケージ内。
玩具はMP-25トラックスのリデコ。

CORVETTE STINGRAY C3　コルベットスティングレイ C3

トランスフォーマーの戦いの歴史には、伝説的なコンボイ司令官とメガトロン大帝の軍勢だけでなく、
異なる場所、見逃された時代、様々な惑星を舞台に活躍した、数多くの勇士達が存在する。
ロードレイジもまた、そうした知られざる戦士の一人だ。
そして要人警護の任務を帯びて地球に降り立った彼女に、新たなアースモードとして与えられた車がこのシボレー　コルベットＣ３型である。
ゼネラル・モーターズのシボレーブランドから送り出された、優美な曲線のボディと鮮やかな真紅のカラーリンングに彩られたスポーツクーペだ。
ロードレイジは彼女の美しいビークルモードをこよなく愛し誇っていたが、一方でこのローカライズは彼女に困った問題を呼び起こした。
以前からかすかな兆候はあったものの、気にするほどではなかったある問題－－
それは、彼女が車両形態に変化した際、普段の朗やかな性格から、一転して短気で粗暴なドライバーに変わる事だ。
警護任務には支障こそなかったが、これにより彼女は公道で一度大きな失敗を犯し、職務遂行が危ぶまれる事態となった。
ラチェットとパーセプターの診断から、この症状は彼女のバイオメカニカル器官に由来するもので、
部品交換や心理デバッグ療法で治す事のできない不具合だと判った。
元々抱えていたものが、モード再構成と地球のトラフィック環境に触れた事が引き金となり、発症したものである。

「ロードレイジ」とは彼女が最初に起動した瞬間、心に浮かび自らの名とした言葉だが、
皮肉にもそれは地球の心理用語で「運転者の逆上」を意味していた。
醜態を恥じたロードレイジは任務の辞退を願い出たが、彼女の警護対象であるサイバトロン大使クロスカットは言った。
「怒りは必ずしも集中力を妨げない。それを意識し、矛先をいつも決まった方向に定めるんだ。例えば私の尻に」
二人は笑い、重い空気も晴れた。
「正しく扱えば、怒りはむしろ君や私を助けるだろう。だがどうしても危うい時は、空から私を守ってくれ」
ロードレイジに備わった機能にはもう一つ、フライトモードの飛行能力がある。
リパルサー推進によるホバリングと亜音速飛行で進む時、不思議と心が乱れる事はない。
ただ足とタイヤが地面に付かない状態が、彼女を落ち着かない気分にさせる点を除けば。
彼女は根っからのオートボットなのだ、それも少し厄介な。

以上、説明書より。
簡単に言うと、ハンドルを握ると性格が変わってしまうタイプ。
彼女の大きな失敗というのは、MPクランプダウンで語られた「スピード違反」の事でしょう。

ビークルモードは赤いコルベット　スティングレー　C3

横から。

前後。

ロードレイジ、フライトモード。

武器のプラズマ・ディスチャージャーは車体下部に接続可能。

レーザー・ラム

ビークルモード車体前面に装備されたホログラム物質プロジェクター。
自由な形状の「ホロマター」を投影し、障害物や厚い壁を粉砕突破する衝角として機能する。
またビークルモードでの簡易的な手足－－マニピュレーターとしてある程度操作することができ、
群がる群衆の排除といった比較的繊細な作業をこなす事も可能である。

以上、説明書より。
フロントにレーザー・ラムを装着可能。

ロードレイジ、ロボットモード。

元となったトラックスが細身のキャラだったため、男性キャラのリデコでありながら、
「女性らしさ」を感じるロボットモードになっていると思います。

頭部、女性らしい顔つきになっています。

脚部は丸みの帯びたデザインに変更。

プラズマ・ディスチャージャー

ロードレイジの携行する大型銃。
様々な物質状態と、異なる威力のプラズマシェルを生成する事ができ、これをエネルギー弾として発射する。
その効果は対人用の電気ショックから、鋼鉄をも溶かす超高熱と多岐にわたる。
フライトモードでは車体底面に装着し、空対空射撃やプラズマ弾投下による対地爆撃を行う事もできる。

以上、説明書より。
腕に装備する他、腰にマウントすることも可能。

アクション！

各部可動で色々なポーズができます。

付属のカード。
書下ろしのイラストになっています。

e-hobby限定として発売されたロードレイジと記念撮影。
かつてはショップ限定として発売されたアイテムが、一般販売になるとは！

・・・流石に知名度が低かったからか、トラックスの直後だったからか、
売れ行きはあまり良くないみたいです。

ツインキャスト

サイバトロン通信員ブロードキャストが、宿敵サウンドウェーブとの対決で相討ちとなった後、
マスター星の技術によって強化再生した姿。
部下のカセットボットを指揮し活躍するが、その内の１人、フリップサイズにスパイの疑惑が持ち上がる。
ツインキャストは数万年間サイバトロンとして戦ってきた彼女を擁護するが、問題がこじれた挙句２人は逃亡者となる。
ロードレイジは彼らを逮捕せよとの指令を受け、追跡を開始した。
もしもツインキャストが捕らわれれば、彼は変形機能を奪われ、カセットデッキ状態で連行される運びとなるだろう。

以上、説明書より。
同スケールのラジカセ状態のツインキャストが付属。