D-57 デストロン ジェットロン／航空兵 スラスト （発売元：タカラ）
口だけは威勢がいいが、本当は小心者。
銀河系最強のジェットファイターの１人、スラストの紹介です。
銀河系最強と言うとは、本当に大口だよね・・・
「やったぜスラスト、これでお前はデストロンのＮｏ．２の座は間違いなしだ！」
デストロン／航空兵 スラスト
彼のエンジンは、周囲の空気を震わせ、ガラガラ蛇のような大きな襲撃音を立てることができる。
彼の出現によって敵をうろたえさせる事ができれば、戦いは半分勝ったも同然と、
頭から信じ込んでいるので、奇襲や策略などといったことは考えたことすらない。
尊大でいつも大口を叩く自慢屋ではあるが、実際のところあまり勇敢ではない。
第１８話から登場、ラムジェット、ダージと共に銀河系最強のジェットファイターを自負する新ジェットロン。
アニメでも普段は強がっているが、いざとなると臆病風が吹く設定は変わらず、
第２３話では、ラムジェットに「やけに威勢がいいじゃないか、戦いの時、その半分も勇気があったらな」とまで言われたり、
第３１話「スカイゴッド」では、「やらなきゃ、アストロトレインい痛めつけられるからよ」と、アストロトレインを恐れて従ったり
「おい、アダムスがまた動き出したぞ！」と、負傷しているアダムスにすら狼狽するわ、
救援に来たマイスター達を前にしても、２対２（パーセプターは戦闘得意じゃないから、実質２対１）、という状況で、
「なあ、相手は２人だアストロトレインに応援を頼もうぜ」と弱腰になるなどの臆病ぶりを見せています。
しかし、第３８話「トリプルチェンジャーの反乱」では仲間が居た事もあってか、
「リーダーだあ？何寝ぼけてやがるこのポンコツＳＬが」と大きな態度を取った事もあります。
台詞は第３０話「ゴールデンラグーンの秘密」で、ゴールデンラグーンを発見した際の物。
デストロンのリーダーと言わないとこが小心者の彼らしい。
名前の意味は、「推進」。
「人間どもめ、このスラスト様が一泡吹かせてやるわ」
両翼に垂直上昇用ファンを装備した戦闘機に変形。
玩具は旧ジェットロンのウィングやシール等を変更した物。
「今度はオレの番だ！」
最高速度マッハ２．５で飛行可能、２秒間だけならマッハ５まで出せる。
第２５話、第２６話「メガトロン地球征服作戦」では、飛行による衝撃波で、
ソーラー発電所のミラーやビルのガラスを破壊するシーンがあります。
垂直上昇用のファンは固定されているので、回転はしません。
「虫けらごときにバカにされて黙っていられるかってんだ」
第３３話「サバイバル作戦」では、インセクトロンにロボット昆虫殺虫剤のある谷に近づかないように伝言するものの、
まったく信じてもらえない上に、蹴り飛ばされてしまう。
バカにされたスラストは、仕返しに爆撃するも大穴を空けてしまうだけの結果に。
「サイバトロン共、これでも食らえ！」
コクピットは開閉可能。機首先端は軟質素材を使用しています。
武装のミサイルランチャーはスプリングにより先端を発射可能。
スラスト「これでサイバトロンの思いでともオサラバできたろうが！」
チップ「キミ達にはなさけってものがないのか！」
スラスト「あるわけねえだろ、小僧、馬鹿ぬかすんじゃねえよ、ハハハハハ」
スラスト、ロボットモード
ビークル時に手首、ロボット時にはランディングギアが余剰パーツ。無くさないように！
台詞は第２６話にて、サイバトロン基地までチップ追って来た際の物。
本当に弱い相手には強気です。
「さあまずはバッティング練習といこう。俺の剛速球を打てる奴がいるかな。」
パッケージやイラストでは、ジェットモードの短いミサイル先端なのですが、
アニメでは他のジェットロンと同じく細長い先端になっています。好きな方を選んで装備させよう！
第３９話「チルドレン・プレイ」では野球のボールを装填して発射した事もあります。
バンブルに打ち返され、負けじと本物のミサイルを撃てばコンボイに打ち返され、
更に巨人の惑星へ飛ばされてしまう・・・
頭部は旧ジェットロンと同型ですが、機首を立てる事でアニメのようなトンガリ頭に。
目のシールは貼りにくく剥がれやすい為、ファンを悩ませるところ。
写真のスラストは目の部分だけ切り取って貼っています。
なおスラストはアニメでも黄色い目でした。
パッケージやイラストでは写真のように頭部を下ろした姿で描かれています。
イベント限定復刻にはコレクションカードが付属。
スラストと言えば、後期オープニングでグリムロックに噛み砕かれたり、
ザ・ムービーでトレーラーモードのコンボイに跳ね飛ばされたシーンも印象的。
情けない役や、弱い者相手には強気という、あまりカッコよくない彼ですが、
ヒーローをカッコよく見せるには、悪役、それもヤラレ役は重要なのです。
彼のような「ヤラレ役」が商品化されるのもＴＦの魅力ですね。
10/02/03
