アンコール復刻16 コンバットロン/合体兵士 ブルーティカス （発売元：タカラトミー）
それぞれが強力な軍事兵器に変形するコンバットロンより、
実はさびしがり屋、宇宙兵ブレストオフの紹介。
「どうだいオレのアイオニックブラスターの威力は！お前らの旧式武器とは一味違うぜ！」
デストロン コンバットロン／宇宙兵 ブレストオフ
軍用スペースシャトルにトランスフォームし、宇宙空間での作戦能力を持っているため、
地球全土に破壊の雨を降らせることに関しては最適のデストロンである。
宇宙まで飛べるだけあって気位が高く、仲間からひとり遠く離れる孤独感を、よそよそしい態度で隠している。
時速2600マイルで飛行でき、衛星軌道上に8ケ月間とどまることができる。
また1万2千マイル上空の衛星軌道から、強力なX線レーザーを地上の目標に命中させることが可能。
ロボットモードではアイオニックブラスターを装備している。
以上、DVDBOX2のブックレットより。
デストロンの強力兵器軍団コンバットロンは第４５話「突撃エアーボット」で初登場。
第５２話「スタースクリーム軍団」にて誕生のエピソードを語られ、
コンバットロンはセイバートロン星の刑務所に投獄されていた反逆者達のパーソナルコンポーネントを、
スタースクリームによって、第２次世界大戦時に廃棄された兵器に組み込まれて誕生した兵士である。
５体がそれぞれ強力な兵器にトランスフォームし、さらに合体することで合体兵士ブルーティカスとなる。
台詞は第５２話の初戦闘でのもので、この他にも自分をアピールする台詞が多いのが特徴。
チームワークに難があるコンバットロンの中では、珍しく仲間意識が強いのか、
第５３話「ブルーティカスの攻撃」では、今すぐ地球を攻撃しようと血気にはやるブロウルに、
オンスロートにまかせておけば大丈夫と説得したりしています。
２０１０第１１話「デスクリスタル」では、スカックスゾイドと戦闘し、
デスクリスタルの武器に興味を持ち武器を取り上げた事がありました。
輸送面で活躍する場面もあり、第５３話では小惑星をけん引し、
２０１０第１３話「ビックリパーティー」では、シャトルモードで仲間を格納して移動しています。
このとき、何故か小型のブルーティカスが混ざっていたりしますが・・・
アニメでは合体兵士ブルーティカスの右腕に合体するが、
玩具では両腕両脚のどこにでも合体可能。
海外名、ブラスト・オフ（BLAST OFF）は「打ち上げ」の意味で、
スペースシャトルに変形する彼に相応しい名前だと思います。
ビークルモードはスペースシャトル。
茶色いスペースシャトルという色に、初めて見た時はビックリしたものです。
アニメ版デザインでは、機首に姿勢制御システムの３つ穴が追加されています。
「空からのアタックはオレに任せておきなって！」
第４５話「突撃エアーボット」では、前半と後半の２回にわたり、スリングと空中戦を展開。
「消え失せろ、この豚野郎！このゴミ捨て場は俺達デストロンの縄張りだ！」
２０１０第１１話では、冒頭からスカックスゾイドと宇宙戦を展開。
同話では、スカイリンクスとのスペースシャトル対決もあります。
ブレストオフ、トランスフォーム！
「そうだ、こんな不細工な姿を人前にさらせるか！」
ブレストオフ、ロボットモード
台詞は第５２話で、スクラップから再生された直後の物。
トラックス役の速水奨さんの声もあって、ナルシストっぽい印象もあったのですが、
見直してみると、言葉使いはかなり悪いキャラだったりします。
「なあおい、オレの大活躍見たかよ。オレこそナンバー１だ！オレが居たから勝てたようなものだ。」
手持ち武器はアイオニックブラスター（玩具名称はイオンブラスター）。
台詞は第５２話、初勝利後にも自分をアピール。
頭部、アニメでは目ではなく、額が白かったです。
付属のカード。
アンコール復刻版ブルーティカスには６体全員のカード付属します。
最後にトランスフォーマーＶ、マルチ戦隊のマッハと記念撮影。
玩具のブルーティカスの胸部はオンスロート付属のパーツなのですが、
アニメ版ブルーティカスでは、ブレストオフの翼を意識した色とデザインに変更されています。
玩具のブレストオフの翼は胸部への合体ギミックはありませんが、
後年に登場したマルチ戦隊のランドクロスでは、マッハの翼が胸部を形成。
同じスペースシャトル型の翼の使い方として面白い物があります。
まあ、マッハの場合、単体ロボ時に主翼が余剰パーツになるという致命的な問題も・・・
という事でブレストオフの紹介でした。
16/01/30
16/02/06 追記
